■歯周病で歯を失ったら



   歯周病が進行し、どのような治療を行ってももはや元通り
   に回復させることができない状態にまで至ってしまうと、
   歯が抜け落ちてしまったり、あるいは歯科医によって抜歯を
   勧められることになります。失ってみて初めて、自分の健康
   な歯がどれほど大切であったか痛感するものですが、いくら
   後悔してもはじまりません。

   失った歯を補うには、いくつかの選択肢があります。入れ歯
   やブリッジは比較的、費用面でも処置方法でも初歩的ですが、
   歯周病で失った場合の入れ歯は、デメリットも多いので慎重
   に検討する必要があります。バネをかける歯に負担がかかり、
   歯周病の進行を早めてしまったり着脱式であることでプラーク
   がつきやすくなったりするなど、リスクを十分に理解した上で、
   歯科での入念なメンテナンスを心がけなくてはなりません。

   歯周病で歯を多数失ってしまった場合、最も勧められるのは
   インプラントでしょう。インプラントは、人工の歯根を顎の
   骨に埋め込み、その上に人口の歯を埋め込む手法です。骨に
   植え付けた歯根が固定されるまで数か月経過を見るなど期間
   も長くかかりますし、保険適用ではないので費用も1本あたり
   数十万円と高額になります。その分治療効果は高く、見た目
   も使用感も自分の歯と変わらない自然な感覚で使用できると、
   実際に施術した経験者からは概ね好評のようです。ただし本物
   の歯と同じく歯周病の影響を受けるという盲点がありインプラ
   ント後も歯周病予防に十分なケアと経過観察は欠かせません。

   本来、自分の歯を健康なままで生涯使用できることが最も
   望ましいのです。毎日当然のように歯を使えることが、実は
   どれほど貴重なことであるかを自覚し、一生健康な歯を保てる
   ように、日々のケアに努めましょう。
   

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