■歯周病の治療



   歯周病の初期状態である歯肉炎の段階であれば、歯科医での
   治療は比較的簡単です。プラーク(歯垢)コントロールのため
   の正しいブラッシング方法を指導され歯石が付着していれば
   除去し、数か月に1度程度症状が進行しないよう経過観察し
   ます。しかし、歯周ポケットにプラークがたまり、歯槽骨
   まで浸食される歯周病の段階になってしまうと治療の難易度
   もかかる期間も増大してしまいます。

   歯科医師の個々の方針もありますが、一般的な歯周病の治療
   プランとしては、プラークコントロール(指導)、スケーリ
   ング(歯石除去)、評価、メンテナンスが基本の項目になります。
   初診時の状況によっては、歯肉の腫れや化膿による急性の症状
   を和らげるため、応急処置を行い状態が落ち着いてから開始
   する場合もあります。

   プラークコントロールや一通りの歯石除去を経ても、期待した
   効果が上がらない場合は、さらにスケーリング・ルートプレ
   ーニング(SRP)と呼ばれる処置として、歯肉に隠れた部分の
   歯石除去を局所麻酔下で行います。また、さらに症状が重い
   場合やSRPでも効果が出ない場合には、歯周外科手術を行う場合
   もあります。術式は、病状や医師の方針等によって様々ですが、
   一般的には歯肉を切開して歯槽骨からはがし、病巣となる歯石
   のこびりつきを目視で確認しながら除去していきます。

   しかし、あまりに症状が進んだ重度の歯周病に至ると、治療の
   甲斐なく歯が抜け落ちてしまう場合もあります。そうなると
   最終的には、入れ歯やブリッジ、インプラントなどの義歯を
   選択するほかないことになりますのでいかに早期発見、治療が
   重要であるかおわかりいただけることでしょう。
   

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